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鹿児島県肝付町立波野小学校

学校基本情報  ○893-1202 ○鹿児島県肝属郡肝付町波見1066番地 ○℡0994-65-6203 ○キャッチフレーズ「他の人に言われなくても自分たちで考え,行動できる波野っ子」 ○方針「波野小学校は,自ら考え,気づき,行動できる教育を積極的に進めています。」

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2025年10月 6日 (月)

10月のお薦めの本

朝夜が涼しくなり。秋の深まりを感じているところです。今月も2冊の本を紹介します。

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 1冊目は,『びりのきもち』(詩:阪田寛夫,絵:和田誠,出版社:童話館出版)

出版社から・・・

 17編の短い詩を納めます。『ぼくたちのあいさつ』は、「おす!」。この言葉に、いろんな気持ちが込められています。
 けんかした日、しゃくにさわる日、ぼくたちはだまっている、「ジロリ」と「ジロリ」・・・「おれはもう息がつまるぞ」「ひょっとしたら、あいつも・・・」・・・そして、どなる。「おす!」へんじがくる「オス!」。
 幼なじみと重なる『ちこく王』、できることなら運動会を回避したいわが子へ『びりのきもち』、ニンゲンってなんだろうと問いかける『ニンゲン』、子どものころに歌った『サッちゃん』、大人になることが楽しみになる『おとなのマーチ』、わが子が抱く父親のイメージと重なる『おとうさんのあしおと』・・・。
 ひとつひとつの詩に、共感したり、思わず「くすっ」と笑ってしまいます。それは、自分のことや身近な人を、詩のなかに感じるからでしょう。詩人だからこそ、言葉がこんなにも心に届くのでしょう。最初に読み終えた時の気持ち、しばらくして読み直した時の新たな気持ち、様々に変化する自分の気持ちを発見し、生きていくことが楽しくなってきます。

 2冊目は,『100年たったら』(文:石井睦美,絵:あべ弘士,出版社:アリス館)

出版社から・・

 ずっと昔,草原にライオンがひとりっきりで住んでいました。ある日,飛べなくなった一羽の鳥が草原におりたち,一緒に過ごすようになりますが……。ライオンと鳥がたどる,はるかな時と巡る命を描いた,せつなく壮大な物語。

 ぜひ一度読んでみてください。

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